血 統 登 録 に つ い て

血統登録についてのページ

私が担当している血統登録については、初めての方からどうしていいかわからないとのお電話をよくもらいますので、血統登録の仕方を説明することにします。申請方法はクラブによって違いますから、ここでは東京キャットクラブの方法に限定して書きます。

★キャットクラブの会員であることが前提です。
  よく勘違いされる事ですがキャットクラブ発行の血統書を持っていてもオーナーさんが会員であることにはなりません。それは猫がクラブに登録されているということで、会員になるには入会していただかないといけません。

★ 申請の仕方は次の場合で異なります
 ・初めて繁殖して血統書を作りたい場合
 ・以前に一回以上血統書を作っている場合

 ・その他・輸入猫などの登録について


初めて繁殖して血統書を作りたい場合

キャッテリー登録をします。(猫舎号登録といいます。猫の世界での名字のようなものです) アルファベットで12文字以内の物を考えてください。アルファベットであれば、どこの言葉でも、作った言葉でもOKです。TICAやCFAにも登録する方は先にそちらに登録申請して、証書が来てからこちらに登録するのが良いでしょう。後で変更することも出来ますが、なるべくそうならないよう、よく考えてから登録しましょう。
お一人ひとつの猫舎号しか持てません。多種のブリードをしている方でも猫種毎に違う猫舎号を使うことはできません。

名義変更
両親猫のオーナー欄にオーナーさんの名前が入っていればOKですが、入っていない場合は手続きしましょう。
名義変更が完了していないとオーナーとは認められません。ショーに出すにも名義変更をしておく必要があります。
当クラブの血統書と譲渡証を送ってください。郵便が行方不明になることもありますから、念のため登録ナンパーや猫名はひかえておいて下さい。
血統書が当クラブのものでない時は移籍登録をします。

交配証明書
オス猫が自分の所有でなく、交配をしてもらった時は交配証明書が必要です。オス猫のオーナーさんに書いてもらいましょう。一緒に血統書のコピーももらっておきます。
一胎仔猫登録申込書 一胎仔猫登録申込書に記入します。
用紙がない時は請求してくだされば送るかFAXします。一枚で足りない時はコピーしてもOKです。絶対に記入が必要な欄は、 子猫の生年月日、子猫につけたい名前(これについては後述)、オス、メスの区別、毛色、目の色、譲渡先が決まっている時はその方の住所・氏名 です。両親猫の血統書コピーを添えてあればその他のわからない個所は記入しなくても大丈夫です。生まれたうちの1匹だけ血統書を作るという様な時は同胎のオス、メスの数を書いておかないと、後で他の子猫の血統書を作ることが出来なくなります。
両親がタイトル(他団体のタイトルも可)、TICA,CFA等他団体のナンパーを持っている場合はそれぞれ、その証書のコピーを添えます。

  全ての書類と金額・送料を添えて現金書留でこちら(登録部)へ送ります


以前に一回以上血統書を作っている場合
  前に作ってから一年以上経過している時は、年会費を未払いで会員外になっていることもあります。 毎年五月から新年度になりますので、会費納入を忘れないようにしましょう。

前と同じ両親猫で繁殖した場合 一胎仔猫登録申込書に記入して、料金・送料と一緒に送るだけです。
両親猫のタイトルが前と変った時は最終取得タイトルの証書コピーを入れてください。
前と違う組み合わせの両親の場合 血統書、ナンバーやタイトルのコピーを添えて送ってください。
  
    


  
その他の登録について    


輸入猫登録(単独登録と同じ扱い) 外国から輸入した猫を登録する場合です。
血統書のコピーと料金を送ります
移籍登録(単独登録と同じ扱い) 両親猫が別々のクラブの血統書であるとか何匹かの内一匹だけ他クラブの血統書なので同じに揃えたい等の場合の申請です。
血統書のコピーと料金を送ります
単独登録 上記の輸入猫登録、移籍登録の他、両親猫のコピーはブリーダーさんからもらってあるがその子猫の血統書はないという場合などです。
両親猫の血統書のコピーと料金を送ります
その猫の血統書、両親の血統書のコピーもないという場合 両親とも当クラブに登録されている猫ならナンバーがわかれば子猫の血統書は作れますが、ブリーダーさんとの関係もありますので、すぐに作成を承諾するという訳ではありません。
当クラブに未登録の親猫では作るのは難しいです。
色々なケースがありますので、ご相談ください。
血統書を紛失した場合(再発行) 登録ナンバーがわかれば再発行できます。
ナンバーがわからなくても、繁殖者と生年月日、猫の血統書の名前がわかれば再発行できます。ただし、その猫のブリーダーさんか、当クラブの会員の保証がいります。



        

   


名前のつけ方

  名前はブリーダーがつけるものですか?とよく聞かれることです。
基本的にはブリーダーでもオーナーでもどちらがつけても問題はありませんが、
管理するという点から私はブリーダーさんがつけるほうをお勧めします。
以前に同じ名前をつけていたのに忘れてまた同じ名前にしてしまった等ということも
ありますので1回目の繁殖はAから始まる名前、2回目はBから始まるというようにつけて
いけば分かりやすいですよね。繁殖ノートを作って、子猫の名前やオーナーさんの住所氏
名、血統書やTICA,CFAのナンバーなどをきちんと管理するようにしましょう。
申請用紙にはアルファベットで記入するのが原則です。
英語がわからないからそちらでつけてほしいといわれる時は、どんな名前をつけても
かまわなければこちらでつける事はできます。

ショー出陳のためのTICAナンバーは血統書とはべつにTICAに申請しなければ
なりません。詳しいことはお問い合わせください。

♪ 料金や詳しい事が聞きたい方はメールをくださればお答えします。