“ホーム”はこちら、ハーブガーデン ハービルの成り立ちや、入場料・営業時間等の情報はこちら!
“ラベンダー”のコーナーはこちら、ラベンダーの利用法・効用やバンドルの作り方等ご紹介!
“ハーブガーデン”のコーナーはこちら、特徴あるハーブの話などハーブガーデンの様子をご紹介!
“森の小径”のコーナーはこちら、コニファーの庭や山菜園、紫陽花園等の山側のご案内です
“香りの館”のコーナーはこちら、レストランメニューや、工房の紹介、香りの話があります!
カフェレストランのメニューはこちらへ
ハーブの料理や、お茶の話はこちら
香りの話はこちらです!
アクセスマップ”はこちら、蒜山ICからの詳しいコマ地図もございます!

今は何が咲いてるの? “ラベンダーとハーブの庭から”
ハービルからの月一通信です!

蒜山の情報はこちら
日々雑感“スイトンのひとりごと”

このHPのサイトマップ、何がどこにあるのかなぁ?!


    
香りの話…

蒜山ハーブガーデン ハービルのコンセプトのひとつに香りがあります。

当然香りの館のショップには、アロマテラピーのグッズやアロマオイルを取り揃えておりますが、一時期のアロマテラピーブームも最近では去ったようにも思えますが、本来は人の嗅覚や植物の成分により、体調や気持ちの調整をするものとして、一時期の流行だけで終わらせるべきではないと考えます。

ここではアロマテラピー等の話を中心に、香りの効果についてご紹介してみたいと思います…

アロマテラピーについて

アロマ(芳香)とテラピー(療養)を合わせた言葉が、“アロマテラピー”(←フランス語 英語では“アロマセラピー”となります)で、植物の香りや成分が人間に及ぼす影響により、その人の体調や心を調節する、ひとつの方法と捉えられています。

エッセンシャルオイル(精製油)を必ず使用して、その香りを嗅ぐ事や、オイルマッサージを行うことで、体と心のバランスを整えてくれる効果がある、と考えられています。

その歴史は1928年にフランス人科学者ルネ・モーリス・ガットフォセが、発表した著書の中で「アロマテラピー」と言う言葉を、使ったのが最初だと言われています。
彼は実験の最中に、手に火傷を負ったのですが、その手をラベンダーの製油の中に入れたところ、火傷が綺麗に治った事から、植物の精製油に興味を持ち研究を始めたそうです。

ただ植物を使った病気や怪我の治療は、今から3000年以上前から民間医療として行われていましたし、日本でも漢方という形で、昔から植物を使った民間療法が行われていたことは、もちろんご存知でしょうが…

また現在のアロマテラピーは、フランス系とイギリス系の2つの傾向があり、フランス系では代替医療※ として医師の指導の下で内服するという、医療面での要素が深く、片やイギリス系では医師ではなく、“アロマセラピスト”と呼ばれる専門家により、心身のリラックスやスキンケアー等の、美容的要素が大きく、現在日本で多いのはイギリス系のアロマセラピーとなっています。
代替医療…科学的に効果を証明した“西洋医学”や、“漢方薬”等の科学的証拠に基づいた医療、すなわち臨床的に実証された治療法に対して、臨床的に実証されていない治療法を、“代替医療”と呼びます。
香りの効果について

香りは鼻から入ると鼻の奥にある“嗅細胞”により神経細胞活動に変換して、脳のさまざまな部位に伝達され記憶となると考えられていますが、この香りの中にはある種のホルモンの分泌に影響する何かがある、と考えられているようです。

意外なことに嗅覚の仕組みに関しては、1991年にリチャード・アクセル博士とリンダ・B・バック博士の二人が、“におい”を識別するタンパク質の実態を明らかにし、そのことから“におい”を感じる仕組みが、最近になって解明されたばかりだそうです。

その香りは“好きな香り”“嫌いな香り”“懐かしい香り”“気持ち良い香り”など、さまざまなカタチがあるのですが、その中の“気持ち良い香り”を嗅ぐと何らかのホルモンが分泌され、それが心や体のバランスを整えるのではないかと考えられています。

まだ、嗅覚のメカニズムが解明されて20数年しか経っていませんから、今後は香りとホルモンの効用や影響が解明され、香りによる代替医療がやがて、西洋医学や漢方薬のように科学的証拠に基づいた医療となる日も、やってくるかも知れませんねぇ。
 
皮膚を通じて感じる

香りの成分は、必ずしも鼻から吸収するのではなく、皮膚からも吸収されています。

エッセンシャルオイルでのマッサージ(マッサージは、資格免許を持った方のみできる行為ですので、当HPでは(社)日本アロマ環境協会の基準に基づき、以降はトリートメントと表記いたします。)は、皮膚からその香りを吸収し血管やリンパ管を通り、全身をめぐると考えられています。
特にエッセンシャルオイルでのアロマトリートメントは、そのトリートメント療法との相乗効果もあり、効果が大きいと考えられます。

下記の“エッセンシャルオイルの使い方”でも触れますが、アロマトリートメントでは体質によっては、アレルギー反応が出る場合もありますので、“エッセンシャルオイルや、トリートメントオイルでの注意とお願い…”の事項を必ず守ってください。

エッセンシャルオイルの使い方
〈初級編〉手軽に楽しんでみましょう…
ハンカチやティッシュ、コットンにお気に入りのオイルを、1〜2滴垂らして香りを楽しみましょう。
これならば手軽に持ち歩けますし、すぐに気分転換に香りを楽しむことが出来るでしょう。

カップや洗面器にお湯をはり、お気に入りのオイルを1〜4滴程垂らします。(お湯をはる容器の大きさで、オイルの量を調整してください…)。
熱湯の蒸気でオイルが揮発し、香りがお部屋に広がります!

この時タオルなどを頭からかぶって、揮発した蒸気を吸入すると、スチームサウナのようになり効果抜群ですが、必ず目を閉じて直接目に蒸気が当たらないように注意してください。

〈中級編〉道具を使ったり、日常生活の中で快適に…
アロマキャンドルやアロマライト、オイルバーナーなどの道具を使うと、香り以外に光(ランプやキャンドルの光)によって、心を癒す効果もありより効果的に香りを楽しめます!

入浴時に浴槽に5〜6滴垂らして、よくかき混ぜて入浴しましょう。
ただしエッセンシャルオイルは、直接肌につけるといけないので、あまり量を沢山入れないようにしましょう。

またお風呂のお湯の温度は、ぬるめの38〜40℃くらいの温度にし、時間をかけてゆっくり入浴しましょう。

〈上級編〉 自分でエッセンシャルオイルを使い、スプレーやトリートメントオイルを作ってみましょう…
簡単にお部屋の香りをつける方法のひとつに、ルームスプレーを使うことがありますが、市販の芳香スプレーではなく自分自身で、自分の好きな香りのスプレーを作って見ませんか?

市販のスプレー容器に、ミネラルウォーターを入れてそこにオイルを数滴入れてよく振ってください。(オイルの量は100mlに対して20滴(1ml)程度とし、いくつかの香りを組み合わせる場合は、合わせた総量が1%未満の濃度になるように、調整して下さい。 くれぐれもオイルの濃度は、ミネラルウオーターの1%を超えないようにして下さい。)

こうして出来たエッセンシャルオイルのスプレーを、お部屋にスプレーするわけですが、家具や衣類に直接かけるとシミや変色の原因となる場合がありますので、ご注意くださいませ。

トリートメントオイルを作るには、ベースとなる植物油(キャリアオイルと呼ばれる、“ホホバ油”、“スイートアーモンド油”等)に、エッセンシャルオイルを油の分量に対して、1%加えて作ります。

数種類のエッセンシャルオイルを混合する場合も、この割合を守ってください。
トリートメントオイルを作る時は、エッセンシャルオイルは必ず純度100%の物をご使用ください、またアロマオイル、ポプリオイル、フレグランスオイルは、ご使用にならないでください!

このような不純物を含むものを使用すると、思わぬ形で皮膚や健康を害する場合がありますので、充分にご注意ください。


エッセンシャルオイルや、トリートメントオイルでの注意とお願い…
※“パッチテスト”について…
初めてトリートメントオイルを使われる時は、必ずアレルギー等が起きないか確認するために、“パッチテスト”を行なってください。

“パッチテスト”はエッセンシャルオイルを水で必ず10倍に薄めて、腕の内側に少しだけ塗ってみて、かゆみや赤くなったりしないかを確認してください(決して原液をそのまま使用しないで下さい)。

このパッチテストでアレルギーが出た場合は、直ちに医療機関にご相談ください。
原液で使用しても問題ないとされる、ラベンダーやティートリーでも、体質によってはアレルギーが起きる場合がありますので、ご注意くださいませ!

※乳幼児や子供、妊婦の使用について…
また乳幼児や、子供、妊婦もトリートメントオイルの使用に関しては、充分にご注意ください。

0〜7歳は、“ティーツリー、ラベンダー、カモミール”を、濃度1%以下で使用してください。

8〜14歳は、エッセンシャルオイルの種類は問いませんが、大人の半分ほどの濃度で使用してください。

また妊婦に関しては、妊娠期間を穏やかに過ごせる作用のあるものと、通経作用を引き起こすものもあり、妊娠時は時期により充分に注意してお使いください。

※光感作について…
エッセンシャルオイルの中でも、オレンジ、グレープフルーツ、バーベナ、ベルガモット、ライム、レモンなどの“柑橘系のオイル”で光感作(紫外線による物質の変化により、アレルギー反応を起こす現象)が起こることがあります。

これら“柑橘系のオイル”でトリートメントした後は、約4時間程度は直射日光に当たらないように注意してください。
(最近はこの“光感作”を引き起こす原因の、“光毒性成分”を取り除いたエッセンシャルオイルもあります。)


単純に香りを楽しむのと違い、トリートメントオイルの成分は個人により、それぞれ皮膚やアレルギー等の感作が大きく違うために、自分にとって良かったからといって、気軽に他人に勧めることが出来ないと言う事を覚えておいて下さい。