愛媛県鍼灸師会が リスクマネジメント修了証授与式を挙行

(社)愛媛県鍼灸師会は、平成19年度に領域専門領域研修制度実施委員会を組織し、「鍼灸医療リスクマネージメント」研修を実施し、本年3月で第1期を終了した。

そして、420()には、松山市道後姫塚の「にぎたつ会館」において、「鍼灸マッサージを考える国会議員の会」の塩崎恭久前官房長官の祝辞もある中で、全国で最も早い修了証授与式を開催し、20名の会員が授与された。

板谷靜一会長は授与式の挨拶の中で、昨今では、各地の医療機関でも医療事故が多発しているとの報道もあり、鍼灸業界もその例外ではない。1つの重大事故が起こる背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常、即ちヒヤリハットが存在するとの「ハインリッヒの法則」があるが、この理論に基いて適切にそれぞれ対処していくのがベストであると考え、積極的に専門領域研修に取り組んで来たと述べた。

また、鍼灸による事故防止への本格的な取り組みは始まったばかりでもあり、今後も全ての会員が常に「安心・安全な鍼灸とは何か」を意識し続け、このリスクマネージメント研修を継続して行かなければならないし、また一方、これまで実施して来た各種の専門領域研修制度などの学術研修を、より一層一般社会にもアピールして行くことも今後の重要な課題であり、日本鍼灸師会及び愛媛県鍼灸師会に所属する会員が「安全・安心な鍼灸」「高度な質の鍼灸」を提供できることを示し、地域住民に十分信頼されるような「かかりつけの鍼灸院」を目指すことは、医療の一翼を担うものとして重要なことであるとも述べた。

なお、今回の授与式は地元紙の愛媛新聞の取材も受け、21日付け紙面に掲載された。