LESLIE147RV EFB

 

 図1   図2   図3

レスリースピーカーを持っていない頃、同じ効果が出る様に色々と試したものです。

よく使ったのがローランドのBOSS・CE-1(ビブラートでファースト回転・コーラスでスロー回転)

又高校時代に友人からヤマハのロータリースピーカーRA-50を長い間借りていたのですが今一つでした。

その後、RA-50の上級機種の中古を手に入れたのですがそれもやはりあまり気に入りませんでした。

それはレスリーとロータリーでは全然構造が違うからです。

ヤマハのロータリーは上部のスピーカー自体を回転させてドップラー効果を得ようとしていましたが

レスリーは中にツイーターとウーハーを取り付けている部屋がありそのツイーターから出た音は管を通って図1のラッパから音がでるようになり

ウーハーも同じで音が管を通って図2のドラムから音が出でる。

ラッパやドラムの構造も独特です。

回転はラッパの方は高回転で周り、ドラムの方はそれほど早くはないが逆回転で回る。

それに比べてヤマハのロータリーは上部のスピーカーは、あまり早く回らないしウーハーは固定したままだ

アンプもレスリーは真空管に比べてロータリーはトランジスター

これだけ違うと全然思う様な音が出なかった。

レスリーを手に入れた時からライブでは必ず使いたくなり私の移動の荷物は益々大変になった。

 

価格

1970年頃の時に30万円ぐらい

 

バージョン

147と147RVとの違いはディバーブが付いているかいないかで147の場合図1の横にあるアンプは付いていない

47RVには真ん中のコンパネの裏にスプリングリバーブのユニットがある

中心の部屋にリィバーブ用スピーカーがある。

 

MID

MIDと聞いてなんのこっちゃと思うだろうが回転速度をシークェンサーでコントロール出来る。

方法はハモンドXB2とAL147(インターフェース)を使って147につないでやれば

XB2のMIDから147のスロー・ファーストのコントロールが出来る。

 

気が付いた事

ラッパの片方は音が出ないようふさがっている。

147RVの場合、図1に写っているアンプの裏に豆球がありリバーブに過大入力すると光だす。

ラッパやドラムの回転させるモーターは上部と下部にスロー用とファースト用が別々に4つあり

独立した軸を磁気によってコントロールして動力を切り替えている

それを時々メンテしてやらないと切り替えができないトラブルがある。

 

スピーカーやアンプ 又モータの改造それに真空管によってかなり音が違う私はノーマルのままの方が好きだ。

 

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2001.02/15

08/19